鉄子の部屋

今日はウレシカのルーツでもある旅に関する話を少し。(ちょっと無理あるか?)

あなたは鉄子ですか? 鉄子とは? 鉄道が好きな女性に対する愛称だそうです。私は鉄子・・・ではないつもりでした、が。
18の冬、今はなき寝台特急さくらで長崎から京都そして東京へ。寝台から有明海に沈む夕陽を見ながらワクワクと(受験という名目の)旅に出たこと。20代前半、雇って頂いたデザイン事務所がたまたま鉄道車両デザインをしていたこと。その関係で日比谷の鉄道フェスティバル出店スタッフ経験があること。20代半ば、会社を辞め中東欧鉄道の旅。極寒のブルガリア・ソフィア駅で6時間遅れで到着したバルカンエクスプレスに歓声をあげて乗り込んだこと。そんな思い出話をしていたら、「君は立派な鉄子だ」とお墨付きを頂きました。チーム鉄子の一人に。
その友人が書いた鉄道への愛が『鉄子の部屋』という本になりました。
〜女子による女子のための、鉄道エッセイ&ガイド本。鉄道が嫌いじゃない貴女におくる、女子力アップのヒント集!〜
本屋さんで見かけたらぜひお手にとってご覧下さい。本屋さんで見かけなかったらamazon でどうぞ。

私にとって一番思い出深い列車(海外ですが)。11年前の旅、ソフィアからイスタンブールまで乗ったバルカンエクスプレスは、東欧のオリエントエクスプレスと聞いていたのにその輝かしい名にまったくそぐわない荒みきった車両でした。なんと、一部通路が冷凍庫状態!(写真右)時刻表より6時間遅れで出発し、11時間遅れでイスタンブールに到着。ヤツは今でも走っているのでしょうか。

2007年11月28日 14:27 | ウレシカの旅, ウレシカの気になるモノコト