迷路のような線と色の洪水！スロバキアの代表的な画家でグラフィックデザイナー、ミロスラヴ・ツィパールの大胆でユニークなイラストが楽しい一冊。1974年にスロバキアで出版された本のチェコ語版です。
表紙に経年の汚れと小さくボールペンの書込みあり。中ページはきれいです。

以前ご紹介した「ALICA v krajine zazrakov」のチェコ語版を入荷しました。
この本をみていると「不思議の国のアリス」はドゥシャン・カーライが絵を描くためにあるようなお話だな〜と思っちゃいます。カーライのちょっとグロテスクともいえる銅版画や絵画世界の住人が自由自在にうごめいているようです。イラストが活きるグラフィックデザインも素晴らしく、ページ端の絵を繰るとパラパラアニメになっていたりします。見返しの絵なんて、そのままトランプとして製品化してほしい！
1990年に日本語翻訳本も出版されていますが、現在絶版です。

ドゥシャン・カーライが描くアンデルセン童話豪華本の第3弾。
完結編は「みにくいアヒルの子」「エンドウ豆の上のお姫さま」他、全48編。
スロバキアの代表的な絵本作家であり、版画や絵画作品も精力的に生み出しているアーティスト、D.カーライ。
国際アンデルセン賞受賞作家のカーライさんが描くアンデルセン童話は絵1点1点が濃密で幻惑的な世界です。
こちらはプラハの出版社から出版されているチェコ語版です。
参照：H.C.Andersen POHADKY 第1弾｜H.C.Andersen POHADKY 第2弾
※重量がありますので宅急便でのお届けをおすすめします。

ドゥシャン・カーライが描くアンデルセン童話豪華本の第2弾。
「マッチ売りの少女」「火打ち箱」「イーダちゃんの花」他、全54編。
スロバキアの代表的な絵本作家であり、版画や絵画作品も精力的に生み出しているアーティスト、D.カーライ。
国際アンデルセン賞受賞作家のカーライさんが描くアンデルセン童話は絵1点1点が濃密で幻惑的な世界です。
こちらはプラハの出版社から出版されているチェコ語版です。
参照：H.C.Andersen POHADKY 第1弾｜H.C.Andersen POHADKY 第3弾
※重量がありますので宅急便でのお届けをおすすめします。

1954年にベルリンで出版された「グリム童話集」のスロバキア版（1968）です。ページ全面のイラストは7点、カットは多数。桃色と黄色が印象的なイラストは、登場する動物たちもユニークでカワイイです。多少のヤケ・シミ、製本の弛みは見られますが、年数の割にコンディション良好です。

チェコのもぐらくん「クルテク」でおなじみのズデネック・ミレルさんの絵本「青い子猫」です。この子の髪型（というのでしょうか？）お坊ちゃまカット！ほかの猫たちもなんとも面白いデザインです。こどもたちに囲まれた子猫の笑顔がたまりません〜。見返しにもかわいいイラストがあります。
初版は1964年、こちらは2003年にスロバキアで出版された新本です。

この本をみていると「不思議の国のアリス」はドゥシャン・カーライが絵を描くためにあるようなお話だな〜と思っちゃいます。カーライのちょっとグロテスクともいえる銅版画や絵画世界の住人が自由自在にうごめいているようです。イラストが活きるグラフィックデザインも素晴らしく、ページ端の絵を繰るとパラパラアニメになっていたりします。見返しの絵なんて、そのままトランプとして製品化してほしい！
1990年に日本語翻訳本も出版されていますが、現在絶版です。

スロバキアの代表的な絵本作家であり、版画や絵画作品も精力的に生み出しているアーティスト、ドゥシャン・カーライ。国際アンデルセン賞受賞作家のカーライさんが描くアンデルセン童話は、独特の空気をもつ幻惑的な世界です。ずっしりと重い592pの豪華本には見応えのある挿画がたくさん詰まっています。
こちらはプラハの出版社から出版されているチェコ語版です。

犬のフェルディナンドが見る夢のお話なのかな？イメージは「犬紳士」といった、独特の雰囲気あるイラストが27点程あります。こちらはワルシャワ（ポーランド）で1963年に発行された本の、チェコスロバキア（当時）翻訳本（1966年発行）です。
表紙にまだら状のデコボコとヤケ、扉ページに1967年の持ち主のサインと製本の傷みがあります。中ページの状態は良いです。

ドゥシャン・カーライはスロバキア絵本界の代表であり、版画や絵画など精力的に作品を生み出しているアーティスト。日本とも親交が深いカーライさんが日本の子供達のために書き下ろした絵本が『どきどきおんがくかい』（福音館出版1977年発行）です。
その逆輸入とも言えるスロバキア版がこちら。(c)1997 Dusan Kallayとあります。20年経って本国版が刊行されたのでしょうか。愉快な表情の動物や虫たち。絵の素晴しさはもちろん、楽しい音楽が聴こえてきそうです。
日本語版絵本は絶版ですが、今年発売された『せかいのえほん DVD』に収録されています！朗読：小池栄子！ 本の紹介から話はそれますが、この『せかいのえほん DVD』シリーズ、全部欲しい...

大胆なフォルムと黒とピンクの2色使いが軽快で楽しい1冊です。ほとんどの見開きには挿絵があり、子ども、ロボット、ロケット、動物などなど、たくさんの絵を楽しめます。
本のコンディション：背の上部と後ろの見開きにシミがあります。それ以外は中のページもきれいです。

ミロスラヴ・ツィパールさんはスロバキアの代表的な画家でグラフィックデザイナー、そして彫刻家でもあるそうです。BIB（ブラチスラバ世界絵本原画展）金賞、JBAライプッイヒ（国際図書デザイン展）金賞、ボローニア・グラフィック大賞、他数々の賞を受賞しています。

こまかい描写でリアルに描かれていますが、どこかシュールでユーモラス。カナリアの黄色が鮮やかです。
本のコンディション：製本に少しほつれかけたところもありますが鑑賞するには問題ない程度で、中もきれいです。

絵が半分以上を占めるページは10ページ程ですが、随所に男の子の絵などが挿し込まれています。
顔がちょっとコワイ気もしますが・・・装飾的な植物のモチーフやグリーンの色使いがとてもきれいです。
この本は1959年にドイツで発行された『Der kleine Wassermann』のスロバキア語版（1969年発行）。
チェコスロバキアという国だった時代です。年数のわりにイタミも少なくコンディションは良好です。

現在、新しいイラストで『小さい水の精』という日本語翻訳本も出版されています。
オトフリート・プロイスラーはチェコ出身で現在ドイツ児童文学界を代表する作家です。
『大どろぼうホッツェンプロッツ』も有名ですね。