ピナ・バウシュ

「ピナ・バウシュが亡くなったね」友人からメールが届いた。68才、ガンだったそうだ。ピナ・バウシュはドイツ、ヴッパタール舞踊団を率いる振付家でダンサー。初めて観た彼女の舞台は1996年さいたま芸術劇場での「船と共に」だった。巨大な難破船と14トンもの砂を敷き詰めたダイナミックな舞台で演じ踊るダンサーたち。衝撃でした。終演後に舞台前まで出て、ライン河から運んだという赤砂を手に取った記憶がある(写真はその公演のパンフ)。はあ、彼女の新しい作品はもう観られないのだな。
映画「トーク・トゥ・ハー」の冒頭にもピナ・バウシュが登場する。不意に現れたピナの舞台に、スクリーンなのに泣けてしまった。映画自体もショッキングな内容で私は強く印象に残っている。まだ観たことない方はぜひ。
フェリーニの「そして船は行く」にもピナ・バウシュは登場している。これを機にDVD買おうと思ったら廃盤だって。「嘆きの皇太后」(VHS・廃盤)は行方知らずの友人に貸したまま。近所のレンタル屋には確実に置いてないな。誰か持ってたら必ず返すから貸して下さい。

偉大なダンサーといえば、マイケル。続くなあ・・。もうこれ以上暴かないでよと願いつつ、DVDの再入荷を待っている。届いたらマイケル祭りだ。スリラー振り付けマスターするぞ!

2009年7月 3日 | ウレシカの気になるモノコト