「おいしい3月」おいしい本・その4

新倉サチヨさんが選ぶ「おいしい本」はこちら。

「赤毛のアンの手作り絵本」シリーズ3冊
1)少女編 2)青春編 3)夢の家族編
※表紙画像は、1)少女編

名作「赤毛のアン」のエピソードからイメージして作られたカナダの家庭料理やお菓子、手芸などが紹介されています。アップル・コーヒーケーキ、ピクニックのお弁当、ティー・コゼー、ポプリ...うわ、懐かしい〜!とおっしゃる女性も多いかしら。私も手作り少女だった遠い過去にはまりました。

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「魯山人味道」
著:北大路魯山人 編:平野 雅章

書をよくし、画を描き、印を彫り、美味を探り、古美術を愛し、後半生やきものに寧日なかった多芸多才の芸術家―魯山人が、終生変らず追い求めたのは美食であった。折りに触れ、筆を執り、語り遺した唯一の味道の本。(出版社紹介文)

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もう一冊は、「聡明な女は料理がうまい」桐島洋子:著(文芸春秋)こちらは残念ながら絶版ですが、ドキッとする題名ですね。古書店で見つけたら手にとってみよう。

先月の個展「しんこきゅう」も素晴らしかった新倉サチヨさん
作品タイトルは「デザート探検隊」原画展示とパネル版の販売もあります。


続いて、たんじあきこさんが選ぶ「おいしい本」です。

「ジオジオのパンやさん」
作:岸田衿子 絵:中谷千代子

らいおんのジオジオがパンやさんをひらきました。きりんパンに、しまうまパン、どせいパンに、ほうきぼしパンまであります!(出版社紹介文)

いろんなパンにコドモゴコロをくすぐられそう。読んだらおいしいパン屋さんへ行きたくなる一冊。シリーズに「ジオジオのたんじょうび」「ジオジオのかんむり」があります。

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「おばけのてんぷら」
作・絵:せな けいこ

うさこがごきげんでてんぷらをあげていると、においにさそわれた山のおばけが、そーっとしのびこんできました。さあ、たいへん!(出版社紹介文)

せなけいこさんの「めがねうさぎ」シリーズの一冊。あれ?めがねはどうしたんでしょう。答えはお話の中で。てんぷら食べたくなった。。

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» 志茂田景樹さんの絵本読み聞かせ劇場(YouTube)

「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」
著:石井好子

滞在先のパリやいろいろな国で出会った料理、家族やお友達との楽しくあたたかな食卓。すてきなエピソードが、食べることの喜び、心を込めて料理をつくる大切さを教えてくれます。1963年度(第11回)日本エッセイストクラブ賞を受賞、今なお読み継がれているロングセラーです。(出版社紹介文)

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たんじあきこさんは大好物のたべものを描いてくれました。
作品名はズバリ!「きょうは スモークサーモンを食べにきました」
ケッパーはいるか?いらないか? 私は欲しいな〜♪ あ〜お腹すいてきた。
「もう一個」というタイトルの小作品も展示販売しています。

紹介文が出版社コピペ手抜きですみませぬ。私も読んだことない本がいっぱいです。みなさん本棚の幅が広いなあ。さて、まだまだ続きますよ。

「おいしい3月」at URESICA shop&gallery
〜4/11(月)まで会期延長することになりました。
4月も「おいしい」ウレシカです。春の散歩がてらお越し下さい。※火・水 休み

2011年3月25日 | 展覧会・イベント情報, おすすめ書籍・絵本