「おいしい3月」おいしい本・その8

今まで見逃していた身近なおいしいものたちを探そう!みのなるきプロジェクトの知花里華さんは今回、東京の民家になった三宝柑のマーマレードと、長崎の庭(カマタ実家)で穫れた夏みかんでほろ苦いピールを作ってくれました。
おいしいものが大好きな知花さんの選書はこちら。

「変なお茶会」
著:佐々木マキ

「ゼヒホンネンモ ウチソロイテ オイデクダサルオマチシテイマス」。お茶会の招待状を受け取ったら出かけよう。電気自動車で、ゾウに、キリンに、気球に乗って...世界各地からさまざまな人がお茶会の地トランスバールの城に集合する。お茶会の主役は天然ココア!

みんなで飲むお茶は、ひとりの時とは違ったおいしさがあるなぁ。(り)

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「空想紅茶 BERRY VERY BERRY NOTE」
著:渚十吾

「永遠の少年少女に捧ぐスタイルブックシリーズ」第3弾。大人になることの楽しさをかみしめて欲しいこの本は、女の人はもちろん、おしゃれな彼や多趣味なパパへのプレゼントにも最適です!(出版社紹介文)

装丁、写真やイラストが散りばめられたページのデザインがかわいいのです。(り)

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「台所のおと」
著:幸田文

音に絡み合う女と男の心の綾を小気味よく描く表題作。他、『雪もち』『食欲』『祝辞』など10編。五感を鋭く研ぎ澄ませた感性が紡ぎ出す幸田文の世界。(出版社紹介文)

料理人の夫が病床で聞く、台所の妻の様子。包丁や水栓をひねる音の強弱で、平静を保つ妻の心を読み取る。台所に立つたびに、この本を思い出しては、料理する姿勢を正しています。(り)

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三宝柑マーマレードの瓶を包むラッピングペーパーのデザイン製作担当。
ウエハラサチコさんの「おいしい本」はこちら。

「ぐるんぱのようちえん」
作:西内ミナミ 絵:堀内誠一

ぞうのぐるんぱは、行く先々でとてつもなく大きなものばかり作って失敗ばかり。でも、最後につくった幼稚園は大成功。子どもたちが大喜びすることうけあいの絵本。(出版社紹介文)

巨大ビスケットにあこがれた・・・。(う)

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「くまの子ウーフ」
作:神沢利子 絵:井上洋介

遊ぶこと、食べること、そして考えることが大すきなくまの子ウーフ。ほら、今日もウーフの「どうして?」が聞こえてきます!(出版社紹介文)

ウーフはおしっこでできているか?」のウーフの朝ご飯!パンとはちみつと目玉焼きは我が家の定番メニューです。(う)

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「レモンブック」
著:北村光世

レモンの誕生や地中海のレモンをめぐる旅のエッセーとレモンをつかった料理のレシピも紹介されています。小さい本ながら写真も豊富でレモンのようにさわやかな1冊。読み終わったらすぐに「レモンパスタ」が食べたくなります!(う)

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モダンな色合いのギンガムチェック、ヒントはこの本にあった?!シルクスクリーン印刷で作ったワックスペーパーと素朴なラベルは贈り物にもぴったりです。

白山陶器(長崎・波佐見)の食器や花器や動物オーナメント

サラ・エリザベスのテーブルマットも展示販売しています。

「おいしい3月」at URESICA shop&gallery
4/11(月)まで

2011年4月 9日 | 展覧会・イベント情報, おすすめ書籍・絵本