丹地陽子 作品展「みてない夢のはなし」展示風景

丹地陽子さんの作品展「みてない夢のはなし」後半戦スタートしました。

店の入口には、2007年の企画展「ウレシカ動物園」の際に描かれた「絶滅動物ビスケット」を展示しています。この絵を目印にお越し下さい。

左手の壁には、紙に鉛筆とアクリルガッシュで描かれた作品が並びます。

右手には、カンバスに描かれた作品。真ん中の絵はDMハガキに使った絵柄ですが、よくみると違う絵。DMの絵はデジタルで描かれたものですが、展示している絵はそのデジタル画を元に、手で描きおこされたものなのです。下描きがデジタル、なんですね。ぜひ比べてご覧下さい。なお、展示作品はすべて販売しています(一部売約済み)。

こちら必見のお仕事ファイル。ページを捲るとともに感嘆のため息が聞こえます。多様なタッチで描かれるのに、一目見ると丹地さんの絵と分かる独自の世界が広がります。

そうと気づかないクオリティと素材感ですが、これらのイラストは普段全てデジタル(Photoshop)で描かれるそうです。なので、丹地さんの作品には一般的に「原画」と呼ばれるものはありません。
しかし今回はすべてアナログ絵(絵の具を使った手描き)。丹地さんファンにとってもレアな作品を観られる展示となりました。

左奥の棚には、表紙や挿画を手掛けた本(の一部)が並びます。お手にとってご覧下さい。丹地さんの机から、お気に入りのウォルター・ボッセの猫の置物をお預かり。棚の上にちょこんと座っています。

丹地陽子さんの美しい絵で綴られたアンデルセン童話「ナイチンゲール
丹地さんが参加された「3 Trees and 3 Flowers」展の図録(イラストサイン入り)や、「greetingers」ポストカードセットも期間限定で販売しています。

ウレシカ製のオリジナルメモパッドも人気。使うのもったいないという声をよく聞きますが、メモ帳というよりは一筆箋として短いお手紙などに使っていただけたら嬉しいです。

丹地陽子 作品展「みてない夢のはなし」
〜1/31(月)まで 12:00〜19:00

2011年1月26日 | 展覧会・イベント情報