【窯めぐり】一石(Ikkoku)福岡県宮若市

東京から長崎の実家までクルマ旅。安全快適エコドライヴィングで、ガス欠の車を押しながら走るみたいなロードムービー的エピソードは皆無だけど、立ち寄った土地で色んな人に会え、とても楽しい旅でした。(免許なしの私は気楽なもんです)順を追うと長くなるので、まずは今回訪れた窯元(やきもの工房)のことを書きます。

まずは、一石(Ikkoku)さん。
福岡県宮若市、その山向こうの大学で20年前の4年間学生時代を過ごした私には、ものすご懐かしか土地。犬鳴峠!英ちゃんうどん!みたいな。(ローカルネタすいません)
ウレシカ2月の企画展「昼の夢・夜の夢」にご参加下さった石原多見子さん(以下、ずうずうしく多見ちゃんと呼びます)ご家族の工房が、その宮若市にあるというので行ってきました。
»2月の石原多見子さんの作品はこちら

のどかな田園風景が続く。ちょうど田植えの頃。

この道でいいのかな〜と思い始めたら、ご家族の窯元の案内板を見つけた。

その日はちょうど窯開き(展示会)初日。少し早めに伺い、出迎えてくれた多見ちゃんに工房と窯を見学させてもらいました。

旦那さんが作ったという登り釜を見せていただいてたら、ご本人石原稔久さんも登場。

陶人形で絵本も作られている稔久さん。焼く前に水分をとばすため寝かせている人形たち。絵本『セルゲイとココルル』のココルルも。

ごろごろと。

もうひとつの窯。

窯のうえには焼き上がりを見守る人か何か。

展示場に並ぶ陶器やオブジェ。少しざらっとした肌合いのうつわを手に取ると一つ一つかわいくて、あれもこれも...となるところ迷いつつ選んだ、急須ポット、湯呑み、白板菓子皿、スープボウル、トリ、雪のオブジェを連れて帰りました。

只今、ウレシカで展示販売しています。(※トリは売切れ)
絵本『セルゲイとココルル』『さがしもの好きなライオン』『マーサおばさんの魔法の紅茶』もあります。

»一石さんの展示情報はこちらからも見れます(チルチンびと広場)
»ほぼ日の石原稔久さんインタビュー

今はサポート役が多いという多見子さんですが、自分の作品作りの時間も少しずつ増やしたいというお話でした。2月の展示作品もとても魅力的だったので、今後ますます楽しみです。

ウレシカ・ミニ陶器市
6/7(木)〜6/12(火)
 ※火曜日も営業します 12:00〜19:00

2012年6月 9日 | 展覧会・イベント情報, ウレシカの旅