きくちちき 個展『雪あたり』始まりました

ふらら ふらら 雪がふれば
ふらら ふらら 獣がとおる

見渡すかぎりの雪景色。雪のあちらに、こちらに、獣たち。いたずらっ子の見せる愉快な表情と、どこか憂いを帯びた眼差し、大らかで伸びやかなポーズ。冬の森で生まれる物語をあれこれ想像させてくれます。北海道出身のきくちちきさん。目をつむれば、綿のような雪が舞い降りる風景が浮かんでくるのでしょう。すべて描きおろしの新作です。素晴らしい。

大きな額3枚の連作も「雪あたり」の新しい絵が入りました。トラやライオン、ゾウやキリンに降る雪。

今回ちきさんに、壁に絵を描いてもらっています。引っ越しが決まる前からお願いしていたので最後の記念というわけでもなかったのですが、期せずして経堂ウレシカを締めくくる記憶に残る展示となりました。

描いて 描いて 消して ...

描いて 描いて 描いて そして ...

ご来場くださったお客様も一緒に、壁画のできる様子を記録しています。
(上の動画は、初日5日から9日までの途中経過)
9日には描き上がるのかな〜と思っていたら、まさかの展開(笑)

水彩絵具が、弾け、垂れ、溶け、混ざる...

そして、消える...
絵ができる段階をずっと見守ることができるなんて貴重な体験。ライブ感満点のペインティングです。

今はこの子だけ。続きは金曜日の予定です。

京都nowaki謹製手ぬぐい(限定色ピンク)も販売しています。


*きくちちきさん、次のご来店予定は、13日(金)、14日(土)、15日(日)

きくちちき 個展『雪あたり』
12月5日(木)ー12月25日(水)

※火水休み 24日(火)、25日(水)は営業します。
open 12時ー19時
URESICA(ウレシカ)shop & gallery(世田谷区経堂)

2013年12月10日 | 展覧会・イベント情報